探査機はやぶさ作成記。
前回、飾り台の台座となる「小惑星イトカワ」が完成しました。
その続きです。
いよいよ、はやぶさ本体の仕上げに入ります。
基本塗装の塗り分けが出来て乾燥時間をたっぷりとりました本体。
仕上げの塗装を施します。
タミヤエナメル系塗料のフラットブラックをエナメル溶剤で薄めます。
↓プラ板の切れ端に筆で塗って見て薄さを確認します。
そして、本体に筆塗りで塗ります。
これはウォッシングと言う上塗りの塗装です。
エナメル系塗料はよく伸びる塗料ですので、筆で伸びるだけ伸ばしながら薄く塗り広げます。
筆は一定方向の運ぶようにします。
今回はキットの縦方向への筆運びで塗り伸ばしました。
ここでの注意事項は、あまり多く塗料を塗り過ぎると、プラスチックを侵す性質のエナメル系溶剤がプラスチックを劣化させてクラック(ひび割れ)を起こす恐れがあるので注意が必要です。
全体に薄い黒の塗装が終わると、今度はエナメル溶剤を綿棒の先につけて。。。
余分な塗料を拭き取ります。
この時も筆で塗った方向と同じ運びで、拭き取りをします。
あまり力を入れ過ぎると、下の塗装を傷つけますので注意。
この様にウォッシングする事で細かなディテールが立体的になり、凹凸部分にメリハリがつきます。
同時に、ウェザリング(汚し)効果も得られます。
地球上ですと、雨風等で汚れが様々な要素で機体に付着するのでしょうが、はやぶさは宇宙を旅する「宇宙船」ですから、例えば「錆び」などの汚れが発生する事は考えられませんし、雨も降りませんので「水垢」もつきませんよね。。。
なので必要以上に「汚れ」の表現は必要ないと思われましたから、今回は、サーマルブランケットを再現したキンキラ金一色ではのっぺりしがちの表面に黒でウォッシングする事で「金色」をより引き立てる目的もありました。
エナメル系塗料は、ラッカー系塗料に比べ完全乾燥に時間が掛りますので、この状態で乾燥まで置きます。
この後、本体に細かな部品を接着して行く上で先飾り台を完成させておかないと本体の置き場に困る事もあり、仕上げる事にします。
はやぶさのネームプレートです。
サフを吹いた上につや消しの黒を塗装して乾燥させておりました。
そこに、はやぶさ本体に使用した同じゴールドを使ってドライブラシにより、はやぶさの文字を立体的に浮かび上がらせてみます。
イトカワを模した台座に接着しました。
はやぶさを固定するアーム部分。
フラットクリアー(つや消しクリアー)をトップコートとしてスプレーして乾燥させた後に、台座に接着しました。
これで完成に向けての準備が整いました。
次回からははやぶさ本体組み立て接着の工作へと移って行きます。
完成までもう少しのところまで来ましたよぉ~^^。
今しばらくお付き合いの程よろしくですぅ~!
探査機はやぶさ作成記~その17 へつづく
前回、飾り台の台座となる「小惑星イトカワ」が完成しました。
その続きです。
いよいよ、はやぶさ本体の仕上げに入ります。
基本塗装の塗り分けが出来て乾燥時間をたっぷりとりました本体。
仕上げの塗装を施します。
タミヤエナメル系塗料のフラットブラックをエナメル溶剤で薄めます。
↓プラ板の切れ端に筆で塗って見て薄さを確認します。
そして、本体に筆塗りで塗ります。
これはウォッシングと言う上塗りの塗装です。
エナメル系塗料はよく伸びる塗料ですので、筆で伸びるだけ伸ばしながら薄く塗り広げます。
筆は一定方向の運ぶようにします。
今回はキットの縦方向への筆運びで塗り伸ばしました。
ここでの注意事項は、あまり多く塗料を塗り過ぎると、プラスチックを侵す性質のエナメル系溶剤がプラスチックを劣化させてクラック(ひび割れ)を起こす恐れがあるので注意が必要です。
全体に薄い黒の塗装が終わると、今度はエナメル溶剤を綿棒の先につけて。。。
余分な塗料を拭き取ります。
この時も筆で塗った方向と同じ運びで、拭き取りをします。
あまり力を入れ過ぎると、下の塗装を傷つけますので注意。
この様にウォッシングする事で細かなディテールが立体的になり、凹凸部分にメリハリがつきます。
同時に、ウェザリング(汚し)効果も得られます。
地球上ですと、雨風等で汚れが様々な要素で機体に付着するのでしょうが、はやぶさは宇宙を旅する「宇宙船」ですから、例えば「錆び」などの汚れが発生する事は考えられませんし、雨も降りませんので「水垢」もつきませんよね。。。
なので必要以上に「汚れ」の表現は必要ないと思われましたから、今回は、サーマルブランケットを再現したキンキラ金一色ではのっぺりしがちの表面に黒でウォッシングする事で「金色」をより引き立てる目的もありました。
エナメル系塗料は、ラッカー系塗料に比べ完全乾燥に時間が掛りますので、この状態で乾燥まで置きます。
この後、本体に細かな部品を接着して行く上で先飾り台を完成させておかないと本体の置き場に困る事もあり、仕上げる事にします。
はやぶさのネームプレートです。
サフを吹いた上につや消しの黒を塗装して乾燥させておりました。
そこに、はやぶさ本体に使用した同じゴールドを使ってドライブラシにより、はやぶさの文字を立体的に浮かび上がらせてみます。
イトカワを模した台座に接着しました。
はやぶさを固定するアーム部分。
フラットクリアー(つや消しクリアー)をトップコートとしてスプレーして乾燥させた後に、台座に接着しました。
これで完成に向けての準備が整いました。
次回からははやぶさ本体組み立て接着の工作へと移って行きます。
完成までもう少しのところまで来ましたよぉ~^^。
今しばらくお付き合いの程よろしくですぅ~!
探査機はやぶさ作成記~その17 へつづく
このおかげで、なんとなく平面的な表面も立体感がでてきてます。
台座もいいな~銅版で作ったみたいで